日本橋モラロジー事務所

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令和5年度概論研究会

令和5年度概論研究会の案内です

令和5年度の「日本橋会」を「日本橋会概論研究会」として、年度内6回の「日本橋会」の行事に実施します。日程と内容は以下の通りです。

No 実施日 研究会内容:前半 研究会内容:後半 進行担当 備考
第1回 2023-06-16(金) プロローグ 第1章、倫理道徳とは 中山 惠介
第2回 2023-08-18(金) 第2章、 品性とは 第3章、 道徳共同体とは 大久保 篤子
第3回 2023-12-15(金) 第4章、 普通道徳から最高道徳とは 第5章、 自我没却とは 井上 丈彦
第4回 2024-01-19(金) 第6章、 正義と慈悲とは 第7章、 義務の先行とは 増田 光辰
第5回 2024-02-16(金) 第8章、 伝統報恩とは 第9章、 人心の開発救済とは 内藤 恵子
第6回 2024-03-15(金) 第10章、 道徳実行の因果律とは エピローグ 中山 惠介

いずれも、オンライン形式で実施します。時間は毎回、18:30から20:00です。
オンラインの案内は都度、最新情報にてさせていただきます。案内のリンクからオンラインに接続することができます。
また、資料がある場合は、案内の参考資料をダウンロードすることもできます。

第4回目の内容です。(内容は随時更新します。)

第6章、正義と慈悲
  研究会的に「正義」について多角的に深掘りしていきたい
  「正義」、って普遍的?
  慈悲って具体的に何?
  正義と慈悲の関係は具体的に?
  意見の交換
第7章、義務先行
  研究会的に、「義務」は贖罪の解消からか?
  「義務」って結構複雑なのかも?
  「権利」と「義務」の関連を整理する。
  「義務先行」することにより品性向上が成就!
  意見の交換

日常の社会生活をおくる上で、一般的「道徳の概念」を持つ事は、スマートフォンを携帯することと同じことです。と以前の概論研究会で述べました。
今回は第6章と第7章の「正義と慈悲」と「義務先行」のテーマで議論していきたいと思います。今回のテーマは最高道徳のみならず、一般的な概念でも、中核を成すものものの一つであると思います。「正義」とはなんなのか?非常に理解することが困難と思います。「正義」はなんぞやとの議論からスタートし、ごく当たり前の「正しいこと」に焦点を当てたいと思います。「正しい」ことを実践する場合はそこには「慈悲」があると最高道徳は述べています。その意味を考えつつ、研究会を進めて行きたいと思います。

「義務先行」とは、古来先人たちが犯した罪を償う「贖罪」実践することであると概論になかで記されています。その「贖罪」を実践することが「義務」だそうです。人間誰しも社会にて生きる「権利」を有します。しかし、「権利」を有することと、「義務」を行いことはセットになるとあります。「義務」を優先し品性を弧助させるか「権利」を前面に押して頑張るかは、議論を膨らませたいと思います。

よろしくご参加のほどお願いします。

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